第123回 ゴールデンウィーク! Blog de 吉祥寺流GWの吉祥寺の楽しみ方(1)





ゴールデンウィーク

ということで


今年最初の長期休暇「ゴールデンウィーク」がやってきます。


そんな折にBlog de 吉祥寺も限定再開。これから月1程度で、吉祥寺圏のヒストリーを核とした独自ネタを再び少しずつ公開して参りたいと思います。


■写真:新緑の井の頭恩賜公園






さて


ゴールデンウィークといえば、Blog de 吉祥寺は「ゴールデンウィーク特集」。


今回のコンセプトは「一泊二日で大吉祥寺"圏"」を堪能しよう、というものです。さる2014年11月号の「東京人」(都市出版)で駅3㎞圏で"大吉祥寺圏"という概念が示されました。今回はそれに倣いつつ、さらに概念を広げて"一泊二日"で楽しんでみようという企画です。










■出典:東京人 2014年 10月号(都市出版)


余談ですが、まちづくりで、最近よく用いられるキーワードが2つあります。

1つは「広域圏」という考え方。


一言で言えば、自分の街単位ではなく、その周辺の街や施設等まで広げて、それを単位としてまちづくりを考えよう、という枠組みです。
行政や商工関係者など「地場密着で生活されている方々のリフレームを促す思考実験」といえるかもしれません。ただし吉祥寺は吸引力のある街です。このパワーを上手に使って、もう少しコンセプチュアルに実際の回遊ルートに落とし込んで考えてみても良いかもしれません。

そして、もう1つは「一泊二日」。


泊まっていただくことで、滞留時間を一気に増やしてもらい、街とのエンゲージを深めてもらおうという手法です。特に、吉祥寺など山手線圏から旅行距離1時間以内の都市近郊まちづくり上の課題です。







■参考:吉祥寺「ハモニカ横丁」物語/井上健一郎 (著)/国書刊行会 (2015/5/25)


夜・深夜早朝・朝を回遊に組み込めると(特に、圧倒的に前者)、食やエンターテイメント、宿泊サービスを中心に、街に落ちるお金も違ってきますよね。特に、昼間人口(通勤・通学人口)が減る土日や長期休暇期間中は、街にとってうれしいことです。






と、余談はさておき、


初日の回遊メニューは以下の通り。

距離にしてざっと3kmというところでしょうか。

1)トラック(井の頭恩賜公園西園)

2)杉林(御殿山)
3)露店(玉川上水緑道)
4)祠と水門(品川上水分岐付近)
5)小路(三鷹市井の頭)
6)仏(井の頭公園駅舎ガード)
7)トマソン(井の頭池かいぼり跡)と泳遊亭
9)盛土(井の頭線吉祥寺駅)
10)熊(七井橋通り)
11)区界(吉祥寺駅構内)

何それ?的なものも多いんではないでしょうか。


これらと数多ある吉祥寺系雑誌掲載の飲食店やらをうまく組み合わせていただき、吉祥寺をより深く知っていただこう!というあたりが狙いです。




■吉祥寺系雑誌(2015-16年度):吉祥寺を極める! 2015-16 グルメ&お買い物完全ガイド/ アスペクト (2015/3/27)



早速、企画本編に入って参りましょう。





前半戦(初日)は「中央線の南側」編です


さて、みなさんは休日11時過に吉祥寺駅に到着しましたという設定。少し早いですがまずは早めのランチを楽しんで頂いてからスタートです。











■参考:東京人増刊 井の頭公園とジブリ美術館/都市出版(2010/11/12)




1)トラック(井の頭恩賜公園西園)


西園って何」という方もいらっしゃるかもしれません。


まず井の頭恩賜公園(以降:井の頭公園)の基本スペック=ゾーニングは「都市計画公園区域」「都市計画緑地地域」の大きく2つに分かれます。




 













■写真:西園のトラック(2015年4月現在:整備中)


後者の「都市計画緑地地域」は、まさに井の頭恩賜公園を東西に流れる「玉川上水」沿いの緑道がそれになりますが、所管は東京都ではなく、国土交通省さんとなります。ポイントの前者は「井の頭公園」「井の頭第二公園」「西園」に大きく分かれ、「第二公園」も気にかかるところですが、今回注目したいは「西園」です。

「都立・恩賜」である点は過去のBlog de 吉祥寺をご覧ください。

 あと、インド象のはな子さんのいる井の頭自然文化園についても、以前の特集をご覧ください。


■参考:特集「開園100周年!井の頭公園」

      http://www.kichijoji-city.com/search/label/%E9%96%8B%E5%9C%92100%E5%91%A8%E5%B9%B4%EF%BC%81%E4%BA%95%E3%81%AE%E9%A0%AD%E5%85%AC%E5%9C%92







■参考:せかいでいちばん手がかかるゾウ/ 井の頭自然文化園 (著), 東京都井の頭自然文化園= (著), 北村 直子 (イラスト) / 教育評論社 (2014/04)
 


その西園三鷹の森ジブリ美術館があるエリア、というとわかりやすいでしょうか。行政区画的には三鷹市となります。


2012年10月にリニューアルされ、もともとの旧日産厚生園(春光スポーツ倶楽部)が新しく加わりました。総面積も約41万㎡(WikiPediaだとまだ38万㎡のままですが)となった訳です。


現在は400mトラック・児童公園・野球場が整備されています。

















■参考:吉祥寺が大きく変わる!井の頭恩賜公園の将来像はいかに?(1)

      http://www.kichijoji-city.com/2010/10/blog-post_26.html

■資料出典:2014年4月24日東京都告示第681号


井の頭池より先の西園ゾーンには、なかなか足を延ばす機会がなかったりします。ぜひ、これを機会にこちら方面にも足を延ばしていただき、ぜひゴールデンウィークは井の頭恩賜公園を丸ごと堪能してみてください。




■街歩き参考:カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地形篇/竹内 正浩 (著)/中央公論新社 (2011/9/22)

という感じで、次回は、初日の回遊の2)へ。

新緑の玉川上水に入ってまいります。